世の中結局は知識ゲーだ。
ラブストーリーは突然に来ないから
知識を振り絞って自分から作り出す必要がある。
こんなことを言うと、
運とか縁とか偶然とかを信じている人を敵に回すかもしれないけど
受験だってどれだけ出題範囲が頭に入っているかで決まるし
仕事だってどれだけ顧客情報(顧客が何に悩んでいるのかとか)を知ってるかで決まるし
恋愛だって、どれだけ人間心理や女性心理を知っているかで決まる。
僕の人生を振り返っても
遊びまくっていた高三の受験は
当然のように大学に落ちて、
知識を詰め込みまくった浪人時代は
受けた大学は全て受かった。
何も知らずに飛び込んだITの世界では
最初は何も分からずに蔑まれて悔しくて
仕事以外の時間にIT系とかビジネス系の本を読みまくって
仕事ができる人に張り付いて知識を得て
だんだんと売上を上げることができた。
恋愛だってそうで、
相手の情報が何もない状態だと、
どんな話をすれば盛り上がるのかとか分からないけど
相手の情報を知っていたり、盛り上がりやすい話題とかを知っていたり
そもそも女性が何をされたら嬉しいのか?ってことを知っていたら
少なくとも何も知らない状況よりはよっぽどうまくいく。
残念ながら、世の中は知識でどうにかなってしまう。
今仕事でうまくいっていない人も
人間関係で悩んでいる人も
恋愛が自分の理想とかけ離れている人も
口は悪くなるけど、全員知識不足なだけだ。
こんなことを言うと、
確かに知識は大事かもしれないけど
人間には感情があるだろ!!!
そんなガリ勉くんみたいなこと言ってないで
感情を、真心を大事にすれば何事もうまくいくんじゃねえか!!??
ってもしかしたら思う人もいるかもしれないけど
その感情も、実は知識の中に含まれている。
どんな時に人の心は動くのか
どんなことに人は恐怖するのか
どんな時に人はバグったようにお金を使うのか
不安をどうやってコントロールするのか
感情にまつわるあらゆることは
心理学の世界で網羅的に研究されていて
世の中の頭のいい人たちがそれらの知識を使って
お金を稼いだり、美女を侍らせたり、人助けをしたり
自分の欲望を、理想を、夢を叶えている。
逆に知識がないと理想を叶えることは難しい。
行き当たりばったりになってしまう。
運ゲーになってしまう。
もしかしたら、
運よく理想を叶えることができるかもしれないけど
運で叶ってしまった理想は、何かに依存しやすい。
依存するということは、それがなくなると一瞬で壊れてしまうということ。
僕は大学時代にバンドを組んでいたんだけど
その時は運だけはよかった。
だけど運だけで、音楽やバンド運営に関する知識は正直何もなかった。
運はよかったから、バンドメンバーには恵まれた。
大学に入った時に、たまたま学部の新入生歓迎会で席が近かった人が
みんな音楽をやっていて、その場のノリでバンドをするかってなってバンドができた。
(僕の担当はボーカルとギターだった。)
その中の一人が、作曲能力に長けていたから、オリジナル曲をすることができた。
そして、また別の一人に行動力があったから、いろんなライブハウスやコンテストに積極的に出ていた。
コンテストの中の1つでたまたま優勝したり、ワンマンライブを黒字でできたり、
このままこのバンドを続けていればいいところまでいけるんじゃないか?
って僕は思ってた。
だけどある日、
全ての作曲をしていた人が突然やめることになった。
詳しい理由を言わずにやめていった。
おそらく、何かしらの不満があったんだと思う。
作曲というジャンルをその人に完全に依存していたバンドは
一気に士気が下がり解散に向かっていった。
僕は、ただただ流れに身をまかせることしかできずに
バンドが解散するまで何もできずにいた。
思い返してみると、運で駆け上がったバンドだったなと思ってる。
正直、僕は何もしていない。ただ歌っていただけで、他のことは全部他人任せだった。
もしかしたら、メンバーに、あいつほんと何もやらないよなって思わせていたかもしれない。
たまたま新入生歓迎会で出会った人が楽器が上手くて
その中の一人が作曲能力に長けていて
その中の一人が行動力があったからブッキングしまくって
僕は特に何もせず歌っていただけだったけど、なんか上手くいっていた。
けど、その中の1つが崩れたら、一気に崩れていく。
僕が運に身を任せていたのだから仕方がない。
誰かに依存していたのだから、依存先がなくなったら終わるのは当たり前だ。
その時に、
僕に作曲の知識があったら
メンバーをマネジメントする為の知識があったら
何かが変わっていたのかもしれない。
運任せだと、たとえ物事が上手く進んでいても
どこかでほころびが出てしまう。
自分の中に明確な根拠(=知識)がないから
どこかで躓いても立ち直ることが難しくなる。
立ち直る知識すらない。
だから、理想を叶えるためには、知識をつけないといけない。
自分の中に明確な根拠を持って、目的に進まないとどこかで躓いてしまう。
叶えたい理想は人それぞれだと思う。
けど、どんな理想を叶えるためにも、知識を付けるというのは必ず通らないといけない。
行き当たりばったりだと不安定だから、
確実に理想を叶えるまで、
また理想を叶えた後も安定する為に知識を付けないといけない。
恋愛的な欲望を叶えることに対してもそうで
運に頼って、運命に身を任せて恋愛をしていてもどっかで躓く。
全てが上手くっているって人は別にいいけど
なんか上手くいかないって人は確実に知識が足りていない。
どうすれば外見的魅力が上がるのか?
信頼関係を築く為にどうすればいいのか?
相手が心を開いてくれない時にどうすればいいのか?
自分の価値観を相手に分かってもらうにはどうすればいいのか?
現状自分の恋愛が上手くいっていなくて、
このブログに辿り着いた人は、何よりも先に知識を得ることをオススメする。
特に、心理学の知識、中でも社会心理学の知識を得ると
人が人間関係の中でどう動くのか?をしれて
恋愛にもかなり役に立つ。
恋愛に知識を持ち込むとかなんか下劣
そう思う人もいるかもしれない。
その感覚は分からなくもない。
僕も、運命的なものを信じていた時はそう思っていた。
当たり前だけど、知識を悪用すれば、他人は傷つく。
悪質なホストとか、結婚詐欺師とかは知識を悪用してる良い例だと思う。
ただこれは、使う人の問題で、知識自体には良いも悪いもない。
逆に、知識がある故に、他人を喜ばす事も可能なわけで
例えば、プロポーズする時に、
どういう前フリをして、どのタイミングで婚約指輪を渡せば彼女が感激するのか?
という戦略を練られる脳みそがあれば彼女を嬉し泣きさせることができる。
要は使いようで、恋愛を知識を使って戦略的にすることは悪いことじゃない。
恋愛だけじゃなく、あらゆるジャンルにおいて
知識強者が全てを手に入れているのは間違いない。
起業家も、サラリーマンも、投資家も、医者も、士業も、知識がある人が上手くいっている。お金を稼ぐのも知識だし、人を集めるのも知識だし、人を喜ばすのも知識。
筋トレだって、知識があれば効率よく筋肉を増やすことができるし
ボランティア活動だって、知識があればより社会貢献度が高いことをすることができる。
そもそも文明は、知識によって成長してきたのだから仕方ない。
だったら、知識をつけて、自分も相手もいい思いをすればいいと思う。
そんな僕もまだまだ知らない事ばかりだから
これからももっともっと勉強していこうと思う。
まこまこより。
P.S.
1つ付け加えておくと、
知識は確率をあげるものであって
知識=絶対的なものではない。
特に、人間関係における知識は変数が多いから
100%の成功率を誇るものはなかなかない。
例えば、
こうすれば女性が惚れる的なノウハウ
があったとしてもそれは100%ではない。
そもそも、心理学で証明されているものは基本、
統計学に基づいてデータが処理されているので、
どうしても外れ値というものが出てくる。
だから、
全ての人に対して通用するノウハウ
というのはほとんどない。
けど、知識は確率を上げてくれる。
10%の成功率を30%に上げてくれるものが知識。
積めば積むほど、成功率は上がっていく。
何かの知識を得ても、それは絶対的ではないから天狗にならず
もっと成功率を上げるために何かないかな?って考えるべきだって僕は思う。