建前を鵜呑みにする人の恋愛はかなり悲惨なものになる。

建前を鵜呑みにする人の恋愛はかなり悲惨なものになる。

先日、ある方と話していて、痛感したことがある。

 

その方は、女性とのメッセージのやりとりがなかなか上手くいかずに、

なかなかデートまで持っていけないということに悩んでいた。

 


相手からは、「今度行こうね」と言われるけど、

一向に具体的なプランが得られない。


その方は、今度行こうねって言われているのに、

なんでデートの日程決められないんだってモヤモヤしていた。

 

実は、僕も特にホストをしている時にこの経験をよくしていて

お客さんに、指名するからね!シャンパン入れるからね!

と言われるが、一向に指名もされないし、シャンパンももらえない

ということがあった。

当時の僕は、その言葉を真に受けて、やったー!指名もらえる!シャンパンもらえる!

とテンションが上がるも、実際には何ももらえない残念な経験をしていた。

 

なんでこういうことが起きるのか?というと

 

「相手の言葉を鵜呑みにして、真意を捉えていないから」

 

が大きな理由である。

 

言葉というのは、鵜呑みにしてはいけない場合がある。

なぜなら、言葉には、「建前」が含まれている場合があるから。

 

実際に、

相談を受けた方が受け取った「今度行こうね」は建前だろうし

僕が受け取った「指名する」「シャンパン入れる」も建前だろう。

 

言葉って、コミュニケーションにおける

最重要ツールであることは間違いなくて

人類は言葉の恩恵を莫大に受けてきたし

男女関係においても、言葉を巧みに操れる人が

優位な立場に立てるのは間違いない。

 

言葉に関するスキルには、2種類あって

【自分が発する言葉によって、相手に影響を与える】スキル

【相手の言葉の真意を見抜く】スキル

 

トーク力を向上させたいとか、上手くホテルに誘いたいとか

そういう場合に関係するのは前者であって

こっちは、多くの人が着目しているスキルだと思う。

自分のトーク力を上げれば、自分の恋愛も充実するだろう

と考えている人は多いし、実際にそうでもある。

 

けど、それだけではダメで、後者のスキルも大事で

というか、実際には、前者と後者は深く繋がっていて

【相手の言葉の真意を見抜く】ことによって、

【自分の発する言葉】をより適切なものにしていくことができるし、

本当に相手が欲している言葉を選ぶことができたりする。

 

話を戻すと、

僕に相談した方も、ホスト時代の僕も

「相手の言葉を鵜呑みにして、真意を捉えていないから」

失敗してしまった。

 

本音と建前

 

これが、言葉には含まれているから

相手の言葉を全て鵜呑みにしてしまうと

とんでもない勘違いが起きてしまうし

自分の行動も不適切になる場合が多い。

 

相談した方を例にすると

「今度行こうね」と相手が言っているから

いつかはデートにいけるんだろうな

って思い込んでいて、取り立てて何か

アクションを起こすことをしていなかった。

相手が自分に興味を持ってもらうような努力もしていなくて

いわば、現状維持のまま、何もしないまま、

まあ、いつかはいけるんだろうな、って勘違いをしていた。

当然、相手は建前で話しているから、

現状維持のままだと、デートに行けるはずはない。

 

ここで、相手の言葉が建前だと分かっていれば

本当にデートに行きたいと思ってもらえるように

こちらからの働きかけを変える(自分の言葉を変える)

という、具体的な対策を立てることができる。

 

実際に、僕は、この方には、

1つ2つアドバイスをして、この方が実際に行動したので

相手の興味を惹きつけることができて、

本音で「会いたい」と相手から言われるようになった。

 

相手の言葉を全て鵜呑みにしていたら

こんな結果は得られなかったと思う。

 

このような、

本音と建前のすれ違いは

特に、関係がそこまで深くない

打ち解けていない、仲良くなっていない関係

でよく起こる。

 

そこまで深くない関係だと

コミュニケーションには、本音と建前が入り混じる。

 

例えば、初めましての合コンとかは

建前のオンパレードであって

テーブルでは、「楽しい〜」とか言ってても

実際、化粧室で女同士の会議では

「今回の合コンハズレだね」

みたいな本音のやりとりがあったりする。

だけど、男性陣に本音を見抜く力量がないと、

テーブルでの女性陣の建前トークを真に受けてしまい

持ち帰ることもできず、

「あれ?感触よかった気がしたんだけどなあ…」

と肩を落とすことになる。

 

一方で、関係が深くなるにつれて、

建前は減っていき、本音でのコミュニケーションが増えていく。

付き合いが長いセフレだったり、彼女だったり

夫婦関係だったりすると

そこには本音のやりとりしかない、とかよくある。

 

逆にいうと、

付き合いが長いのに、本音でやりとりしていない関係は

あまりいい関係とは言えない。

 

本音と建前というフィルターで、

恋愛とは何か?を考えると

「恋愛とは、建前の関係から、本音の関係へのシフトである」

とも言える。

 

仲良くなりたい女性がいるのであれば

その女性と、できるだけ早い段階で

「本音で語り合える関係」になる必要があって

その為に、信頼関係を構築するスキルが必要だったりする。

 

まとめると、

重要なのは、

 

・女性の言葉を鵜呑みにすることなく、

相手の建前を見抜き、本音を引き出すこと。

・その為には、知恵が必要であること(知識・経験則)

 

知恵というのは、具体的には

 

どのような時に人は建前を発するのか?

人が建前を発する時の身体的反応は?

どのようなことを話すと、人は本音を話すのか?

どのような環境だと、本音を話しやすいのか?

 

この辺である。

 

例として、1つの知識を紹介すると、

「返報性の法則」

というものがある。

(説明はするまでもない?)

 

本音を引き出したいという目的を達する為に

返報性をどうやって使う?

 

答えは書かないので、

一度、自身の頭で考えて、

メルマガ内で、答えを送ってきてください。

 

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